熱可塑性複合材料/熱硬化性複合材料

テンカテ tencate title



tencate 製品概要
製品概要


熱可塑性複合材料(UD、クロス材、ラミネート材、BMC)

オートクレーブを使わない成形方法によって、
短いサイクルで成形できることから、
次世代の複合材料として注目されています。
Toray Advanced Composites/TAC社の
熱可塑性複合材料は、熱硬化性複合材料では
実現しえなかった耐衝撃特性等の新しい機能を
付与しながら、高い量産性を実現します。
また、常温保管できることにより、
物流・保管コストの大幅削減に成功し、
複合材分野に大きな革新をもたらしています。

熱硬化性複合材料(OOA、高靱性エポキシ、シアネート、BMI)

高品質・高性能なマトリックスを取り揃えており、
プリプレグ、注入成形用樹脂として提供します。

 
 
 
 
 

Toray Advanced Composites/TAC社について


Toray Advanced Composites/TAC社
(旧TenCate Advanced Composites)は、
世界No. 1の熱可塑性複合材料メーカーです。

熱可塑性複合材料のパイオニアとして、1980年代から技術・用途開発に取り組み始め、
高い信頼性が求められる航空宇宙用途から、高量産、
低コストが要求される一般産業用途まで、
あらゆる分野に熱可塑性複合材料製品を提供する、
業界を牽引するリーディングカンパニーです。

1980年代に採用されたエアバス/A340の主翼リーディングエッジは、
今日の最新機種にまでその技術が引き継がれています。
航空機のその他構造材やインテリア材へと用途展開されていく中で、
スポーツ・自動車・情報機器・エネルギー産業等、
多くの分野において実績を積み重ねてきました。

また1990年代には、熱硬化性複合材料(OOA、高靱性エポキシ、シアネート、BMI)
もラインナップに取込み、熱可塑性・熱硬化性、
両マトリックスを持つ世界的なプリプレガーとなりました。

熱可塑性複合材料 製品形態



一方向テープ(UD)


繊維を一方向に引きそろえて熱可塑性樹脂を含浸、テープ状に巻いたプリプレグです。テープ幅は最大30cmです。独自の高い含浸技術により繊維と樹脂の密着性に優れています

クロスプリプレグ


クロス材に熱可塑性樹脂を含浸させたものです。樹脂を半含浸させた「セミプレグ」タイプも取り扱っています。

ラミネート(板材)


一方向テープ、又はクロスを基材としたプリプレグを複数枚積層し、加熱・加圧(コンソリデーション)させたものです。プレス等の標準的な設備で容易に加工できます。


<訳注>
炭素繊維HTタイプ:標準弾性率タイプ – 引張弾性率:200~280GPa, 引張強度:2500MPa以上
炭素繊維IMタイプ:中弾性率タイプ – 引張弾性率:280~350GPa, 引張強度:3500MPa以上
ガラス繊維:Eガラス、Sガラスなど
熱可塑性複合材料 ラインナップ


Toray Advanced Composites/TAC社は、主要な炭素繊維・ガラス繊維を基材として、以下マトリックスの
熱可塑性CFRP/GFRP (UDテープ、プリプレグ、ラミネート他)を提供しております。
下記表から各製品のデータシートのダウンロードが可能です。
グレード 樹脂 品番/Cetex 標準加工温度 概要 データシート
航空機
グレード
PEI
(Polyethermide)
TC 1000
Premium
320-350℃ エアバス社、ボーイング社などの認定品
(ABS5036,BMS 8-353)
ダウンロード
TC 1000
Design
320-350℃ 不燃性(V-0)、耐衝撃性に優れる。航空機内装材やエンジン部品等に多くの採用実績。 ダウンロード
PPS
(Polyphenylene Sulf)
TC 1100 300-330℃ 航空機の主翼・胴体などの部品に多数の実績。長年(20年超)実機で使われ続けており、信頼性はNo.1 ダウンロード
PEEK
(Polyetheretherkatone)
TC 1200 370-400℃ 一次/二次構造部品への適用が可能なハイスペック品。ボイド品質は1%以下。 ダウンロード
PAEK
(Polyaryletherketone)
TC 1225 320-380℃ PEEKより低温度での加工が可能であり、優れた機械的性能を持つ。 ダウンロード
PEKK
(Polyetherketoneketone)
TC 1320 370-400℃ 高強度、耐衝撃性、優れた機械的性能を併せ持つハイスペック品。 ダウンロード
一般産業用
グレード
PA6
(Nylon6)
TC 910 249-271℃ 耐衝撃性、強靭性、耐溶剤性の特製で、産業分野の幅広い分野に最適。 ダウンロード
PC/ABS
(Polycarbonate/ABS)
TC 920 215-235℃ 高強度、表面処理のしやすさ、不燃剤(V-0)の特性を兼ね備えており、情報機器の筐体に最適。 ダウンロード
PC
(Polycarbonate)
TC 925
FST
260-320℃ 航空機内装材への実績多数。 ダウンロード
HDPE
(High Density Polythylene)
TC 930 182-199℃ 強度と靭性に優れ、主に石油・ガスの掘削用として使用される。 ダウンロード
PET
(Polyetylene Telephthalate)
TC 940 254-277℃ 高強度ながら、コスト優位性あり。多様な場面で使われる。 ダウンロード
PP
(Polypropylene)
TC 960 199-216℃ コストと強度が求められる用途に適する。 ダウンロード

適用事例


エアロスペース


Toray Advanced Composites/TAC社は、
翼の前縁部分(リーディングエッジ)、
主翼・胴体の一部を構成するクリップ・リブ部品、
エンジンを結合する構造部分(パイロン)、
フロアパネル・ギャレー・シート等内装部品など、
様々な場面で、それぞれの使用目的に合った、多くの
実績をあげています。

自動車


熱硬化性CFRPは、生産サイクルタイムの長さから、
スポーツカーや高級車といった一部の車種に限った
採用となっていました。CFRTPに期待される
「生産サイクルタイムの短縮化」の実現に向けて、
Toray Advanced Composites/TAC社は、
材料のみならず様々な技術サポートを提供しています。
軽量化はもちろん、各種自動車部品に求められる、
高強度・耐熱性・耐溶剤性などの機能を付与できる、
充実したアイテムを取り揃えております。

情報機器


革新的なスピードで進化する情報機器の分野において、
Toray Advanced Composites/TAC社は、
最新のコンポジット技術で貢献します。
熱可塑性CFRP(CFRTP)のもつ軽量・耐衝撃特性に、
デザイン性に優れた表面品質を加え、
より薄くて軽い高機能な情報機器の開発に
取り組んでいます。

エネルギー


Toray Advanced Composites/TAC社のCFRTPは、
石油・ガス掘削の現場を長年悩ませてきた
「金属製パイプの腐食」の問題に、
ソリューションをもたらしました。
さらに、軽量化の点では、鋼鉄と比べ80%以上、
アルミでは40%以上の重量軽減を実現し、さらなる
エネルギー技術の進歩を目指しています。

スポーツ


Toray Advanced Composites/TAC社は、
人々の運動機能の向上・サポートに、
コンポジット技術を提供しています。
スポーツシューズのソールにCFRTPを使い、
アスリートのパフォーマンス向上に寄与しています。
また軽量で機能性の高い運動補助具への応用は、
ケガからの回復や日々の活動を支援しています。

詳細資料


下記よりダウンロードできます