A&P Technology ブレイドプリフォーム

OVERVIEW

複雑形状プリフォームの
連続的な生産へ

ブレイダーの各キャリアから繰り出される繊維の聴力を独立制御することで、複雑形状プリフォームを連続的に生産します。織機で生産されたクロス材料とは異なる様々な機能、高い特性、革新的なソリューションをご提供します。

製品の特徴

1
三軸擬似等方性クロス
[0/+60/-60]に配向した三軸疑似等方性クロスを提供します。長手方向に切れ目がないので、歩留りよくバイアス層を作ることが可能です。尚バイアス軸の角度は、15~75°の範囲でご要望に応じて製作可能です。[0/+15~75/-15~75]
2
二軸バイアスクロス
[+45/-45]に配向した二軸バイアスクロスを提供します。尚バイアス軸の角度は、15~75°の範囲でご要望に応じて製作可能です。[+20~70/-20~70]
3
中空構造プリフォーム
破壊基点がないシームレスな中空構造プリフォームを提供します。また、断面形状のフレキシビリティがあるので、形状剛性をもたせた連続長中空構造プリフォームの提供が可能です。
4
機械特性の向上
一般的な平織クロスと比べると、繊維の クリンプが少なく、コンポジットとしての機械特性向上が期待できます。
5
高い賦形性、含浸性
ブレイドクロスはNCF(ノンクリンプ織物)と比べて、賦形性、樹脂含浸性に優れ、成形品の形状によっては、NCFを上回る機械特性の向上が期待出来ます。
6
歩留りの向上
最適化された繊維配向の2軸クロスが得られます。これにより通常の平織クロスと比較して材料ロスの低減、並びに歩留りの向上に貢献します。

ラインナップの紹介

◯[+45/-45]に繊維配向された二軸ブレイドファブリック
◯ねじれ剛性設計に最適な縦横比
◯長手方向にスプライス無し
◯バイアス層の材料ロスを大幅低減
◯[0/+60/-60]に繊維配向された三軸ブレイドファブリック
◯1プライで擬似等方性を実現
◯ブレイドならではの低クリンプ性
◯二軸繊維配向のスリーブ状ブレイド
◯スリーブ直径:1/4~24インチ(6.35~609mm)
◯優れた形状適合性、ドレープ特性
◯異種繊維を組み合わせたハイブリッド化が可能
◯一方向性ノンクリンプシート(不織)
◯繊維をバインダー留め、シート形態を保持
 (付着量 3%以下)
◯対応可能な目付は140~750g/㎡
200年以上の歴史を持ったブレイド製品メーカーです。

米国A&P Technology社の源流会社は、約200年前にオハイオ州シンシナティで創業したブレイド製品メーカーです。同社のブレイドプリフォームは主に樹脂注入成形(RTM)され、航空機、自動車の分野において高性能が要求されるコンポジット構造材として採用されております。

サービスの紹介

A&Pブレイドフォームを通して、お客様に
提供可能な様々な付加価値をご紹介します。
繊維配向角度15~75度でのご提供
A&P社は172キャリア~800キャリアのブレイダーを10台以上所有しており、お客様のご要望に合わせた繊維配向角度のブレイドクロスを製作可能です。お気軽にご相談ください。
プリプレグとしてのご提供
ブレイドファブリッククロスを国内でプリプレグに加工して提供致します。
成形プロセスのご提案
私たちは材料や装置のご提供のみならず、生産プロセス全体の最適化にも取り組んでいます。汎用品では解決できなかった課題もお客様の実情に適した専用の冶具を設計することで、効率アップに貢献します。
樹脂注入機のご案内
脱オートクレーブの取り組みとして注目されている、RTMやVaRTMについても私たちは古くから取り組んで参りました。スリーブ状の基材としての使用をご検討の場合、樹脂注入機についてもご相談ください。

CASE STUDY

A&Pブレイドプリフォームの導入実績

GE アビエーション社

GEnx ジェットエンジンのファンケースの事例
(三軸ブレイドファブリック+RTM成形)

PROBLEM

抱えていた課題
当初のエンジンは、アルミ製のファンケースをアラミド繊維で補強したもので異物がファンケースを突き破った場合には、アラミド繊維が異物を食い止め、貫通を防ぐ構造でした。しかし異物による破壊されたファンケースの破片による2次損壊のリスクが少なくありませんでした。そこでファンケースに炭素繊維を用いることで、軽量化と2次損壊のリスクを低減することことに成功しましたが、炭素繊維の成形は非常に困難でコストアップの要因となっていました。

SOLUTION

ブレイドプリフォーム導入の効果
A&Pの3軸ブレイドを採用することで成形コストの低減とさらなる軽量化を達成することができました。衝撃が均一に分散することで広範囲に分散しにくい、という3軸織物の特性を活かすことで2次損壊のリスクを限りなく低減し、より安全なものとなりました。またエンジン1基あたり150kg以上の軽量化に貢献し、エンジンの軽量化によって機体の更なる軽量化・効率化に貢献しました。
成形コストの低減率
エンジン一基あたりの軽量化
A&P Technology社では、現在多数の航空機関連のクライアントを
対象としたプロジェクト以外にも、その他産業向け、
自動車向けプロジェクトが進められています。

シートフレーム / A, B, C, D, 各種ピラー / サイドドアビーム / 衝撃吸収構造 など